いろいろな銀行の多様な使い方

東日本銀行の多様な使い方

東日本銀行と中小企業

東日本銀行のような地方銀行は営業地域内の中小企業を支える役割があります。東日本銀行はその働きをとくに重視しており、地域密着型金融という経営理念を掲げて地域社会とともに発展していくことを基本方針としています。中小企業に対して融資などのサポートを行うと企業が潤い、地域社会の経済的な活性化につながるのです。金融機関の預金残高に対する貸出残高の割合を預貸率といいますが、東日本銀行はその値が非常に高く、中小企業に対して積極的に融資を行っていることが分かります。

東日本銀行が行うのは融資だけではありません。多数の地元企業と取引していることを活かしてビジネスマッチング支援を展開し、取引先企業の紹介や商談会の開催を行っています。企業同士の連携をサポートすることで地域のビジネスを広げることができ、多様な経済活動へとつながっていくのです。もちろん設立したての若い企業に対しては株式公開支援を行うなど、それぞれの企業に合った形のサポートを行っています。

法人向けの金融商品としてはローン商品の他に定期預金や貿易金融、電子記録債券などを取扱っています。ローン商品は個人向けのものと違って業種や用途ごとに商品が分けられており、個人事業主でも利用することができます。東日本銀行は医療関連者に対するローンが多く、開業医や病院経営者のための専用ローンが複数あるのが特徴です。地方は高齢化が進んでいる上に医者が不足気味なので、医療関係者の支援を充実させることで地域社会に貢献する狙いがあるのです。

同じ金融機関でも資金規模の大きい都市銀行や大手地方銀行は融資金額や預金金利が有利な傾向にあり、企業からの人気が高いです。東日本銀行が拠点とする関東や首都圏はそうした強力な金融機関がひしめき合っていて、東日本銀行以外の金融機関と取引する企業もあります。しかし東日本銀行は小さい経営規模を活かして対面による親しみやすい営業を行えるという強みがあり、大手金融機関に負けない魅力があります。