いろいろな銀行の多様な使い方

旧中央三井信託銀行ユーザーと三井住友信託銀行

中央三井信託銀行の合併

中央三井信託銀行は2012年まで東京都に存在した信託銀行です。中央信託銀行と三井信託銀行の合併によって2000年に発足しましたが、自身が傘下だった中央三井トラスト・ホールディングスが住友信託銀行と経営統合したため解散しました。経営統合後の住友信託銀行は三井住友信託銀行と商号を変更し、三菱UFJ信託銀行を抜いて信託業務でトップの規模を誇る信託銀行となりました。

2000年代は金融再編が相次いだため、中央三井トラスト・ホールディングスにも経営統合以前から合併の話がありましたが、約2000億円の公的資金の返済が残っていたため実現しませんでした。公的資金はバブル崩壊後の不況で発生した不良債権を処理するために注入されましたが、サブプライムローン問題やリーマンショックなどの金融危機もあって返済が難航していたのです。しかし経営統合後の2013年に株式市場が回復したこともあり、公的資金は完済されました。

経営統合などの金融再編には、資本強化や業務拡大などのメリットがあります。たとえば中央三井信託銀行は住宅ローンや投資信託など個人向けの金融商品に強みがあり、住友信託銀行は不動産取引や年金運用が得意分野でした。そのため両者の経営統合によって得意分野を拡大させることができ、顧客サービスが充実する結果になったのです。

実際、経営統合によって発足した三井住友信託銀行は、銀行業務と信託業務、財産管理などを一括で行う専業信託銀行で、通常の金融機関よりも金融商品の選択肢が多いのが特徴です。昨今は積極的に資産運用する人が増えていますが、マイナス金利の影響で円定期預金の適用金利は下がっています。円預金だけでなく様々な金融商品が揃っている三井住友信託銀行はオススメの金融機関なのです。金利や手数料の優遇サービスも行っているため、選択肢が広いだけでなくお得に利用することもできます。