いろいろな銀行の多様な使い方

メガバンクの基本

メガバンクの定義

金融機関には、都市銀行や地方銀行、信用組合など様々な種類があります。最近では、楽天銀行やソニー銀行などのネット銀行も数多く登場しており、利用者数も増加しつつあります。

そして、数ある銀行の中でも預金残高、融資金額が極めて大きい巨大銀行グループがメガバンクです。現在、日本で三大メガバンクと呼ばれているのが、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行です。また、この三大メガバンクにりそな銀行、新生銀行などを含めて大手銀行とも呼ばれています。

メガバンクとは、バブル崩壊後の金融再編によって複数の都市銀行等が合併をすることによって誕生した巨大銀行グループと定義付けられています。1970年代から1980年代にかけて、主要都市に営業基盤を持ち全国に支店を展開している銀行を「都銀13行」、「大手20行」と呼んでいました。しかし、1990年代に入るとバブルが崩壊し、日本の景気は急激に悪化してしまいました。

景気が後退し、株や不動産価格が下落するとともに、経営が立ち回らなくなって事業から撤退する経営者も相次ぎました。企業が資金調達をするために銀行融資に頼るにも、銀行側でも企業融資に慎重になっているため、新規融資も非常に厳しい状態になり、ますます景気の悪化に拍車がかかりました。

こうして、企業からの融資金回収も困難となり、銀行でも多額の不良債権が発生してしまいました。ついには経営破綻となる地銀や証券会社も出てくるまでになり、経営難に陥った銀行に対して国から公的資金が投入されるまでの状況に陥りました。

このような状況を脱却し、経営の立て直しを図るために行われた施策が金融再編です。厳しい競争の中で生き残っていくためには、経営力の強化と規模の拡大が必須であることから、大手都市銀行は合併を繰り返すことになりました。

そして、2000年にみずほ銀行を中核とするみずほフィナンシャルグループが誕生したのを皮切りに、国内メガバンク時代の幕が開けました。2002年には三井住友フィナンシャルグループが発足します。現在、日本最大の金融グループとなった三菱UFJフィナンシャルグループは、三菱東京フィナンシャルグループとUFJホールディングスが合併して2005年10月に誕生しました。

メガバンクのグループを形成しているのは普通銀行だけではありません。信託銀行や証券会社、保険会社、リース会社やシンクタンクなども含まれており、幅広いビジネス情報を活かして総合金融サービスを提供することを目指しています。